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安田成美、水谷豊と夫婦役に!長男に「龍馬伝」濱田龍臣、長女に『告白』橋本愛の『HOME 愛しの座敷わらし』

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実力派俳優たちが、ちょっと不思議な家族の再生を表現する-水谷豊、安田成美、橋本愛、濱田龍臣、草笛光子(左から)
実力派俳優たちが、ちょっと不思議な家族の再生を表現する-水谷豊、安田成美、橋本愛、濱田龍臣、草笛光子(左から) - (C)2012「HOME 愛しの座敷わらし」製作委員会

 水谷豊が約29年ぶりに単独主演を務める映画『HOME 愛しの座敷わらし』のキャストが発表され、安田成美濱田龍臣橋本愛、そして草笛光子という新旧実力派俳優たちが、水谷の家族を演じることがわかった。撮影は6月初めに岩手県で開始されており、来年ゴールデンウィークの公開を目指している。

 本作は、直木賞の候補にもなった荻原浩の小説が原作。心がバラバラだった家族が、父親の転勤により、愛らしい座敷わらしの出る岩手県の古民家に引っ越したことをきっかけに、自信を取り戻し、きずなを取り戻していく姿を描く。劇中では、一生懸命だけどどこか憎めない父・高橋晃一を水谷が演じ、その夫に不満を抱いている妻・史子を安田が、そして小学5年生の長男・智也をNHK大河ドラマ「龍馬伝」に出演した人気子役の濱田、中学3年生の長女・梓美を『告白』で注目を集めた橋本、そして、認知症の兆候がある晃一の母・澄代を、日本を代表する名女優・草笛が演じる。

 水谷は、初の共演になるという安田に関して「安田さんの史子は、妻として女性としてとても魅力的」と語り「晃一は史子だけには嫌われたくないと思っているはずです。いや、思っています」と役に自分を投影させながらコメント。また、濱田のことを「まるでキューピット」と語るなど、そのほかの共演者に対しても、素晴らしい印象を受けている様子。

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 一方の安田も「水谷さんは本当にサラリーマンの晃一さんになっていらっしゃいました。しかもそこに微妙なかわいらしさもあったりして、『あ、(私が演じる)史子はこういう晃一にほれたんだな』っていうのが撮影中に感じられたりしてよかったですね」と久々の単独主演を務める水谷を絶賛。また、水谷いわく37年ぶりの親子役になるという草笛も「もうこの作品は豊さんにピッタリ! 豊さんが最初から浮かんでくるほどでした。ですから、これは当たるなと」と水谷褒め称えている。

 本作の撮影は、6月の初めから、震災の被害を受けた東北地方の岩手県の遠野市で開始。出演者みんなが口をそろえて素晴らしさを語るなど、大自然に囲まれた撮影にはスタッフ・キャスト共に大満足の様子だ。6月いっぱいは岩手県内でロケが行われ、7月からは都内に場所を移し、秋に完成予定。

 震災の被害にあった東北地方での撮影には、とまどいの声もあったというが、「でも、ぜひこちらの方からも『作ってほしい』という声をいただきまして、我々としても、できることならば岩手県でこの話を作りたいという思いがありました」という水谷は、この作品に「普段の生活で見えないものが二つ見える」というテーマで取り掛かっているといい、「それは、幸せと座敷わらし。その二つが見える映画です。幸せと座敷わらしを東北発で全国に運べたらいいなと思っています」と作品にかける思いをコメントしている。(編集部・入倉功一)

映画『HOME 愛しの座敷わらし』は2012年ゴールデンウィーク全国公開予定

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