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松田優作からの最も印象的な言葉は「愛しているよ」! 松田美由紀が夫の死を乗り越えた言葉をつづる著書を発売

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松田美由紀
松田美由紀

 女優で写真家としても活躍する松田美由紀が12日、本音でつづった初エッセイ「好き好き大好き!」の刊行を記念したトークショー&サイン会を東京交通会館で行った。トークショーの前に囲み取材に応じた松田は、今年23回忌を迎えた夫・松田優作さんとの生活にも触れ、最も元気付けられ印象的だった優作さんの言葉として「やっぱり“愛しているよ”ですね」と感慨深く振り返った。

松田美由紀出演映画『恋谷橋』場面写真

 Twitterやこれまで行ってきた講演での発言をもとにまとめた著書について松田は、「ずっとわたしが使ってきた言葉で、人生の方向指示器。人生でどっちへ進んでいいかっていうときに、哲学として自分を励ましたくれた言葉たち」と解説。1989年には夫・松田優作さんとの別れがあったが、「できるだけ人に迷惑を掛けないよう、自分の言葉で自分を励ましてきた部分がある」と言い、「わたしが使ってきた言葉が皆さんの役に立ってくれたらうれしい」と著書に込めた思いを語った。

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 今年は優作さんの23回忌であり節目の年ともなったが、「主人に自分を女性として接してもらったのが一番の喜び。今は女性の男性化が進んでいて、仕事もがんばらないといけないというふうになってきていますが、優作が男の人として存在してくれたのはありがたかった」と夫婦生活を振り返る。本書が読者に対する励ましのメッセージとなっていることから、松田にも優作さんから贈られ、元気付けられた言葉を問う質問が飛んだが、「やっぱり“愛しているよ”ですね」と晴れやかな笑顔で語った。

 「好き好き大好き!」はTwitterやNHK「“生きる”を語る」で反響のあった松田美由紀の語録をまとめた一冊。夫・松田優作さんとの突然の別れと悲しみを乗り越え、シングルマザーとして強く生きる自身のポジティブな生き方を「みんなに直接ハグできないから、言葉でハグしてあげたい気持ちで書きました!」とまとめ上げている。(取材・文:長谷川亮)

「好き好き大好き!」は講談社から発売中(税込み:1,000円)

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