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ヒュー・ジャックマンの恋人役に抜てき!日本人モデルの素顔

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ヒロインに抜てきされたTAO
ヒロインに抜てきされたTAO - (C) 2013 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved

 これまで演技未経験でありながら、ハリウッド映画『ウルヴァリン:SAMURAI』でいきなりヒロインに抜てきされた日本人モデルのTAOが、女優デビューの心境を明かした。「女優を目指したこともないですし、やりたいと思ったことも実はなかったんですね」というTAOだが、本作で演技の楽しさにすっかり魅了されたといい、「(演技に)恋をしているような感覚です」と自身の変化に言及している。

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 14歳でモデルデビューを果たして以降、名だたる有名ブランドのランウェイを歩いてきたTAO。本人としては女優になるつもりは全くなかったというが、モデルとしてニューヨークで活動していたことで本作の関係者の耳にうわさが入り、オーディションを受けることになったとのこと。結果、ヒロイン役に決定したが「オーディションのお話をいただいたのが決定の1か月前とかで、いろんなことが立て続けに起こってしまって……」と目まぐるしい変化に追いつくことができなかった様子だ。

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 「準備ができる前にいろんなことがありすぎて、もう不安だらけでした」と撮影前を振り返ったTAOは続けて「『何でわたしなんだろう?』と本当に疑問でした。こんなにたくさんいい女優さんがいる中で、全く演技をやったことのない人に演技を一から教えるのと、英語は得意じゃないけどずっと昔から女優をやっている人に英語のせりふを覚えてもらうのだと、女優さんにやってもらう方が簡単なんじゃないかと思ったり……」と本音を吐露。ハリウッド大作での女優デビューというプレッシャーを明かした。

 そのことを共演の真田広之に相談したこともあったといい、そのとき真田は「作っている側は、全く色が付いていない人を料理するのが面白いんじゃないかな」と答えたという。「そういうことなのかなって納得はしましたね」と明かしたTAOだったが、撮影途中の段階ではまだ自分の演技をモニターで確かめることすらできなかったことも告白した。

 それでも撮影が進むうちに、演技の魅力のトリコに。「すっごく楽しいです!」と声を弾ませたTAOは「とにかく初めてのことばかりで、しかもどれも楽しいので充実しています」と明かし、本作が女優としてのスタート地点になったことについては「本当に恵まれた環境でスタートを切れたと思います」と笑顔を浮かべながら、感謝の気持ちを口にしていた。(編集部・福田麗)

映画『ウルヴァリン:SAMURAI』は9月13日よりTOHO シネマズ日劇ほか全国公開

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