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『海獣の子供』渡辺歩監督、芦田愛菜をベタ褒め「リアルで瑞々しい」

左から小西賢一、渡辺歩、秋本賢一郎
左から小西賢一、渡辺歩、秋本賢一郎

 映画『海獣の子供』ワールドプレミア上映会が19日に都内で行われ、渡辺歩監督、小西賢一(キャラクターデザイン・総作画監督・演出)、秋本賢一郎(CGI監督)が出席。主人公・琉花の声を務めた芦田愛菜のことを渡辺監督が「リアルで瑞々しい」とベタ褒めした。

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 本作は自然世界への畏敬を独自の漫画表現で描き続ける五十嵐大介のコミックを基に、『鉄コン筋クリート』などのSTUDIO4℃が制作したアニメ映画。居場所がない14歳の少女・琉花が、不思議な兄弟と出会ったことでそれまで知らなかった世界に触れる姿を描く。

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 映画化にあたって苦労したことについて渡辺監督は「漫画は広いテーマやビジュアルと魅力の塊ですから、それをなるべく痩せさせないよう、いかにフィルムに焼き付けるかが重要でした」と明かす。

 当初、原作の魅力を余すことなく全部落とし込みたいという思いでプロットを書いていたという渡辺監督。しかし、構築し直す中で琉花の物語に軸を置き「琉花を立てて走りきることが一本の映画としてまとめやすいのではないかと思いました」と振り返った。

 また、アフレコは「各キャラクターのイメージを演者に重ねてアプローチします」と渡辺監督が説明し、「その場でディレクションしてしまうよりは彼らがどういうイメージで答えを持ってきたか、そのすり合わせをするのが楽しかったです」と述懐。特に芦田について「僕が思っていた14歳の琉花よりもはるかにリアルで瑞々しくて、彼女から出てくるものに教えられるというか、収録しながらそこで作品を捉えなおす不思議な時間で面白かったです」と絶賛していた。(取材・文:中村好伸)

映画『海獣の子供』は6月7日公開

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