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「おかえりモネ」帰省した百音が“あの日”のことを思い出す…第3週を振り返り

百音は旧友たちと再会
百音は旧友たちと再会 - (C) NHK

 連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土、NHK総合・午前8時~ほか)が第3週を迎えている。今週の見どころを振り返ってみたい(一部、あらすじに触れています)。

爽やかすぎ!「おかえりモネ」永瀬廉が演じる及川亮【写真】

 朝ドラの第104作「おかえりモネ」は、宮城県は気仙沼に生まれ育ち、登米で青春を送る永浦百音(清原果耶)が気象予報という仕事を通じて、人々に幸せな未来を届けていく姿を描く物語。5月31日からは第3週「故郷(ふるさと)の海へ」に突入し、百音が故郷の気仙沼に帰省する姿が描かれた。

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 山での経験をきっかけに気象予報士の資格に興味を持った百音は、専門書を買って天気の勉強を始めた。難しい専門用語に悪戦苦闘するなか、季節は夏になり、百音は祖母・雅代(竹下景子)の初盆に合わせて亀島の実家へ帰省することに。そこで再開したのは、漁師になった亮(永瀬廉)や明日美(恒松祐里)、悠人(高田彪我)ら百音の幼なじみたち。妹の未知(蒔田彩珠)も加わって、お互いの近況や恋の話などで大いに盛り上がる。

 そんななか、幼なじみの三生(前田航基)がかくまってほしいと永浦家へやってくる。三生は1,000年以上もの歴史を誇る実家の寺を継ぐのが嫌になって逃げてきたという。一夜明けて、百音たちはかつて足しげく通った浜辺を訪れる。6人は海からのぼる朝日を見つめるのだった。

 今週は、久しぶりの実家で眠りについた百音の3年前のあの日のことが明らかに。2011年3月11日、受験の結果を確認するために父の耕治(内野聖陽)と共に島からは離れていた百音。島に帰って仲間たちと吹奏楽の練習をするはずだったが、火の手が至るところから上がる島の様子を眺めるしかなかった。あのとき、百音は家族や仲間たちと島にいることができなかったことを悔い、好きだった音楽からも離れてしまったのだった。

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 そんな百音や三生、そしてひょうひょうと見えるものの、人知れず父との関係に悩んでいる亮。それぞれの心に悩みを抱えながらも、久々に集まった思い出の浜辺では楽しいひと時を過ごした。百音も空を見上げ、勉強中の天気のことが頭によぎる。気仙沼という場所で育った彼らがそれぞれの居場所で、どのような未来を切り開いていくのか? 今週は今後の展開に期待を高めるストーリーが描かれた。

 物語を彩る主題歌は BUMP OF CHICKEN の「なないろ」。こちらも物語の世界観に合った楽曲となっている。脚本を手掛けるのは、ドラマ「きのう何食べた?」や、清原にとって初主演ドラマとなった「透明なゆりかご」などの安達奈緒子。語りを百音の亡きおばあちゃんを演じる竹下景子が担当している。(編集部・大内啓輔)

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