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『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が最優秀アニメーション賞!

第45回日本アカデミー賞

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が最優秀アニメーション賞
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が最優秀アニメーション賞 - (C) カラー

 第45回日本アカデミー賞授賞式が11日、東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で行われ、庵野秀明が総監督を務めた映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が最優秀アニメーション作品賞に輝いた。この日は、配給の紀伊宗之(東映)がブロンズを受け取った。

 本作は、1995年に社会現象を巻き起こしたテレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」を再始動させた『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの完結編となる作品。巨大なヒト型決戦兵器エヴァンゲリオンに搭乗し、謎の敵・使徒と戦う碇シンジたちの物語が展開する。昨年3月8日に公開された本作は、興行収入102.8億円を記録する大ヒットを記録した(数字は興行通信社調べ)。

 これまでに庵野総監督は、2016年の『シン・ゴジラ』(「第40回日本アカデミー賞」最優秀作品賞)で、日本アカデミー賞の最優秀監督賞(樋口真嗣と)、最優秀編集賞(佐藤敦紀と)を受賞。総監督を務めた『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』(2007)、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(2009)、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(2012)は優秀アニメーション作品賞を獲得していたが、最優秀アニメーション作品賞は初となる。なお、主人公の声優を担った『風立ちぬ』(2013・宮崎駿監督)は、最優秀アニメーション作品賞という結果だった。

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 今後は、庵野が企画・脚本を担う『シン・ウルトラマン』が5月13日、脚本・監督を務める『シン・仮面ライダー』が2023年3月に公開を控えている。

 同部門では、本作のほかに『アイの歌声を聴かせて』『漁港の肉子ちゃん』『劇場版 呪術廻戦 0』『竜とそばかすの姫』が優秀賞を受賞している。(編集部・梅山富美子)

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