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「ナンバMG5」剛&関口くんの友情が泣ける!岩男海史の演技が凄すぎた

剛(間宮)と関口くん(岩男)。写真は「ナンバMG5」公式Twitterのスクリーンショット
剛(間宮)と関口くん(岩男)。写真は「ナンバMG5」公式Twitterのスクリーンショット

 11日に放送されたフジテレビ系ドラマ「ナンバMG5」(読み:ナンバエムジーファイブ/毎週水曜よる10時~)第4話で、間宮祥太朗演じる主人公・難破剛と、中学時代の友人・関口正宏(岩男海史/いわお・かいし)の友情エピソードが感動の嵐を巻き起こし、「神回」と評する声も寄せられている(※ネタバレあり。第4回の詳細に触れています)。

【写真】剛の特攻服姿

 本作は、小沢としおの漫画「ナンバMG5」と「ナンバデッドエンド」を実写化。筋金入りのヤンキー一家の次男・難破剛が脱ヤンキーを決意し、家族に内緒で健全な高校に入学。家族の前では特攻服を着たバリバリのヤンキー、学校では優等生という二重生活を“謳歌”する。第4話では、美術部でのトラブルから自身の正体を隠していることに葛藤する剛、そして中学時代の忘れられぬ友人との思わぬ再会が描かれた。

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 ある日、書店で万引きしようとしている少年を目撃した剛。それは、同じ中学に通っていた関口正宏だった。関口は剛のことを覚えていなかったが、剛にとって関口は自身の人生を変えてくれた恩人。剛がけんかに明け暮れていた中学時代、土手で一人勉強していたのが関口で、剛が彼に「おまえいつもここで勉強しているな」と話しかけたことから2人の交流が始まった。関口の夢は「建築家になること」。剛はひたむきな彼に少なからずの影響を受け、周囲に内緒で図書室で猛勉強を開始。「ヤンキーのくせに」と陰口をたたく学生たちを、関口が「頑張っている人をそういうふうに言うことないでしょ。あなたたちに彼を馬鹿にする権利なんてない」と戒めた。その彼の言葉が、「こんなことして本当に白百合(高校)に入れるのか」と後ろ向きになっていた剛の背中を押すこととなった。

 今は進学校に通う関口だが、万引きしているのは同級生のグループに「いじめられている」からだという。剛は彼を放っておけず、関口が自身が現在の高校に合格した恩人であることを打ち明け、「おまえがよければ俺があいつらを“やって”やろうか」と提案する。しかし、関口はその助けを拒み、ついにいじめグループの言いつけに逆らって半殺しに。駆け付けた剛が見たのは……。

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 勇気を振り絞りたった一人でグループに立ち向かった関口。ネット上では「関口くんカッコいい」の声が続々あがり、関口が味わった苦痛を自ら体験しながら敵討ちを果たした剛との友情が「泣ける」と話題沸騰。その後の病室での関口と剛のやりとりも反響を呼び、「関口くん」のワードがTwitter上位にトレンド入りした。

 「演技うますぎる」と注目を浴びた関口役の岩男海史は、豊川悦司柄本佑伊藤沙莉らで知られるアルファエージェンシーに所属。衣装家の両親の元に生まれ、16歳より演劇の衣装助手として活動を始め、18歳より俳優活動を開始。演劇団体アヴァンギャルド×コンプレックス代表。俳優業を中心に、衣装・演劇プロデュースなども手がける。放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では第16回で平宗盛(小泉孝太郎)の同母弟・知盛を好演。平家の軍事面を支え、司令官として鎌倉軍の前に立ちはだかる役どころだった。

 生まれも性格も全く異なりながらリスペクトし合う二人の友情に、「真の意味でカッコいいとはこういうこと」「神回ありがとう」「スカッとした」など今もなお多くの感想が寄せられている。(編集部・石井百合子)

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