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俳優・古谷一行さん78歳で死去 金田一耕助役などで活躍

古谷一行さんご冥福をお祈りいたします(2018撮影)
古谷一行さんご冥福をお祈りいたします(2018撮影)

 俳優の古谷一行さんが8月23日に亡くなったと、所属事務所のフロムファーストプロダクションが公式サイトで発表した。78歳だった。遺族の意向により、葬儀は家族のみですでに執り行われ「少し先にはなりますが、ご親族と相談の上『お別れ会』を執り行う予定です」としている。

【画像】「ひよっこ」撮影現場の古谷一行さん

 事務所は2日「弊社所属俳優 古谷一行が2022年8月23日 火 永眠いたしました」とサイト上で発表。「弊社の誇るべき俳優として、数多の作品に出演し、かけがえのない財産を残してくれましたこと、心より感謝の気持ちを持ってお見送りさせていただく所存でございます」とつづった。

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 また「病克服後、次なる挑戦に向けて、家族の見守りと共にトレーニングに通う日々を送っておりました矢先、この度の訃報となる予期せぬ出来事に見舞われてしまいました。余りにも突然な事に、ご遺族のご心痛は、計り知れないものでございます」と報告。「マスコミ各社様には、どうぞそのお気持ちに寄り添って頂き、ご取材、ご弔問はご遠慮くださいますよう、切にお願い申し上げます」と呼びかけた。

 古谷さんは1944年1月2日生まれの東京都出身。大学在学中に俳優座養成所に入り、1967年に入団。1977年からドラマ「横溝正史シリーズ」で演じた金田一耕助役で脚光を浴び、「金曜日の妻たちへ」シリーズや「失楽園」「松本清張スペシャル」「土曜ワイド劇場」など数々のテレビドラマで活躍。近年もNHK連続テレビ小説「ひよっこ」の祖父役などで話題を呼び、2021年公開の映画『おもいで写眞』にも出演していた。長男は人気バンド・Dragon Ash の降谷建志さん。(編集部・入倉功一)

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