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キャメロン・ディアス独占インタヴュー

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キャメロン・ディアス独占インタビュー
『シュレック』
製作年: 2001年
製作国: アメリカ
日本公開: 12月15日 (日劇プラザ他)
上映時間: 1時間31分
配給: UIP

スティーブン・スピルバーグの率いるドリー ムワークスが総力を挙げて贈る最高に愉快でちょっぴり お下品なファンタジー・CGアニメーション。

ヒロインの外見は少しも私と似てないけど
私と同じ身振りや動きをして
同じ声を出す人間なのよ

- 声優の仕事は、あなたの期待通りでしたか?
D キャメロン・ディアス(以下D) 素晴らしかったわ。こういうプロジェクトでは、キャラクターの声が俳優そのものの声だったなんて、今まで考えもしなかったの。ちゃんとその役を演じている俳優がいるんだってことに、気付かなかったのね。今は、たくさんの有名な俳優たちが、この仕事に参加するようになったから、ますます意識するようになったわ。本当に素敵。その人の違った面が出るのも面白いわ。おとぎ話から抜け出したお姫様みたいな役なんて、映画じゃ、もうないかもしれない。絶対演じることのできないキャラクターね。おとぎ話の映画なんて、もう誰も作らないもの。だから、そういう役をやれることは素晴らしいことなのよ。楽しいわ。
- フィオナの口からあなたの声が出てくるのは、すごく不思議な感じですね。
D 私、自分が見ていたものが信じられなかったの。CGアニメなんだけど、あれはアニメなんかじゃないわね。外見は少しも私と似てないけど、私と同じ身振りや動きをして、同じ声を出す人間なのよ。想像はしていても、実際にその身振りや動き、性質とか目の奥の輝きとかを見た時の、心の準備まではできてなかったんだわ。すごくびっくりしたの。初めに、まだ完全にできあがってない段階で、この映画を見たのね。だから、詳しく描かれていた部分と、そうでない部分とがあったの。詳しく描かれた物には、光を当てる技法が使われていて、植物にも皮膚にも、描かれた全てのものに質感が出ていたわ。「わぁお! なんてリアルなの!」って思ったの。どうやってあんな質感や影や深みを作り出すのかしら。まるで本物の光と同じじゃない? 本物とほとんど全く同じなのに、それが人間の技術によって作り出されたものだなんて、信じられないことだわ。
悪いことがあっても、いい方向に持っていけるよう、努力するだけなの
- あなたのお気に入りのシーンはどこですか?
D クッキーマンが尋問されているところよ。可笑しくて笑い転げたわ。いった いどこから来るのかしら? どこからともなくやって来て、ふらふらしててちょ っと変で、好きだったわ。水差しからグラスにミルクを注ぐシーンが、技術的に 最も難しいんですって。その、グラスにミルクを注ぐシーンに、3年も費やした 人がいるのよ。彼の孤独な戦いが、あのシーンをもたらしたのかと思うと、感動 的だわ。
- ビッグスターであるが故のプライヴァシー問題には、どうやって対処してい ますか?
J

なんとかやってきたわ。今までのところは、まあまあってとこね。人生は常 に変化するものよ。決して同じじゃないわ。ずっと変わらないものなんてないの よ。特にこの5、6年、私が俳優であろうとなかろうと、俳優として成功してい ようといまいと、私の人生は変化していたわ。私は、いろんなことに感謝して、 悪いことがあっても、それを自分にとっていい方向に持っていけるよう、努力す るだけなの。

私は素晴らしい製作会社や 共演者を選べる立場にいるわ。 これって、この業界では 驚くべき位置にいるってことよ
- あなたは、幅広い様々な役をやることで、これまで以上に演じることを楽し んでますね。いま、エキサイティングですか?
D いつだってエキサイティングよ。確かに私は素晴らしい製作会社や共演者を 選べる立場にいるわ。これって、この業界では驚くべき位置にいるってことよ。 だって、そんなことができる人って、そうたくさんはいないもの。私にとって、 それが一番エキサイティングなことね。でも演じることは、たとえどんな位置に いたとしても、そのこと自体が喜びみたいなものなの。名の知れた有名人ばかり じゃなくても、一緒に仕事をした人たちにはとても恵まれていたわ。製作会社、 共演者、演じた役の全てが、私にたくさんの喜びをくれたの。それが、仕事をす ることでプラスされるものなのよ。
「私は誰か他の人のために映画に出るんじゃない。自分自身のために出るのよ
- あなたは出演作品が成功するかどうかは気にしないと言ったそうですね。
D よくご存知ね。もちろん、記事では今の言い方で終わりじゃないわよ。私が 言ってるのは、誰かが私の映画を観に来てくれるかどうかなんて気にしないし、 実のところ、みんなにも気にしてほしくないってことなの。つまりこういうこと よ。「私は誰か他の人のために映画に出るんじゃない。自分自身のために出るの よ」。もちろん私の映画を観にいって欲しいわよ。みんなに楽しんでもらいたい し、素晴らしい経験をしてもらいたいわ。でも、それは私が映画に出る一番の目 的じゃないの。私の目的は、行って素敵な時間を過ごしてもらうこと。映画を観 にいった人たちには楽しい時間を過ごしてもらいたいわ。
(ロビン・リンチ/訳  丹羽美加)
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