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『Dr.コトー診療所』は何作ある?全シリーズをおさらい

Dr.コトー診療所

 16年ぶりの続編となる映画が公開され、話題を集めている『Dr.コトー診療所』。2003年にフジテレビの連続ドラマとしてスタートしたシリーズをまとめて紹介する。(編集部・中山雄一朗)

「Dr.コトー診療所」

Dr.コトー診療所

 2003年放送のシーズン1。東京の大学病院で外科医をしていた五島健助(吉岡秀隆)はある事情を抱えて、へき地の離島・志木那島に赴任してくる。初めはなかなか島民たちに信用してもらえないが、看護師の星野彩佳(柴咲コウ)らに支えられながら、次第に“コトー先生”として受け入れられていく。しかし、東京からコトーを追って、週刊誌の記者がやって来て……。

放送:2003年7月3日~9月11日
平均視聴率:19.0%

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「Dr.コトー診療所 特別編」

 コトーの後輩・三上新一医師(山崎樹範)にまつわる新たなエピソードと、シーズン1の内容をまとめた総集編。大学病院の先端医療から離れて、島の医師として働くコトーに感化され、北海道の離島に赴任した三上は、島に溶け込めずにいた。第1夜と第2夜の2部構成で放送された。

放送:2004年1月9日、1月10日
視聴率:第1夜21.0%、第2夜18.5%

「Dr.コトー診療所2004」

 2夜連続で放送されたスペシャルドラマ。志木那島にコトーがやって来て1年、診療所は順調。彩佳の両親は、コトーと彩佳の結婚を考え始めたりもしている。一方、島の少年・剛洋(富岡涼)は、島に赴任してきた新任教師の一人娘に一目ぼれする。そんな中、豊漁祭で島がにぎわう日、彩佳は仕事を終えて家に帰ると、母・昌代が倒れているのを見つける。

放送:2004年11月12日、11月13日
視聴率:前編22.7%、後編23.3%

「Dr.コトー診療所2006」

 2006年に放送されたシーズン2。彩佳は春からリハビリの学校に通うため、ということで東京に来ていた。しかし、本当は大学病院で診察を受けるためだった。島には彩佳の後任看護師として、仲依ミナ(蒼井優)がやって来るが、手際が悪く、失敗ばかりで……。コトーに憧れて医師になるため、島を出た剛洋は東京での中学校生活が始まる。

放送:2006年10月12日~12月21日
平均視聴率:22.4%

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映画『Dr.コトー診療所』

Dr.コトー診療所

 シリーズ16年ぶりとなる続編にして初の劇場版。コトーと彩佳は結婚し、彩佳は妊娠7か月。19年前に東京からやって来て以来、島でただ一人の医師として、島民たちの命を背負ってきたコトーは、財政難にあえぐ近隣諸島との医療統合の話が持ち上がり、島を出て働かないかとの提案を受ける。

劇場公開:2022年12月16日

(C) 山田貴敏 (C) 2022映画 「Dr.コトー診療所」製作委員会

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