ADVERTISEMENT

香川照之、長男だっこでレッドカーペット!

第61回カンヌ国際映画祭

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
左端に長男をだっこした香川照之
左端に長男をだっこした香川照之 - (C)Kazuko_Wakayama

 第61回カンヌ国際映画祭にて、世界の映画ファンからカリスマ的な人気を誇るミシェル・ゴンドリー×レオス・カラックス×ポン・ジュノが参加した映画『TOKYO!』のワールドプレミア上映が現地時間15日に行われた。【関連作品の写真はこちら】

 同作品は「ある視点」部門出品作だが、映画祭側は3監督に敬意を表し、コンペティション作品と招待作品しか許されないレッドカーペットの登壇というスペシャルステージを用意した。それに応えるかのように、日本人キャストの藤谷文子は、この日のために知人が制作したドレスを着用。一方の香川照之はタキシードこそ「洋服の青山」らしいが、妻と長男・政明君(4)と一緒にレッドカーペットを踏みしめた。

 また、同作品は3監督がそれぞれの視点で今のTOKYOを描くオムニバス映画。藤谷は、都会暮らしの女性の孤独を描いたゴンドリー監督「インテリア・デザイン」に、香川は引きこもり男の恋を描いたジュノ監督「シェイキング東京」にそれぞれ主演した。またこの日は、“メルド”(仏語で糞の意味)と呼ばれる怪人が東京で大暴れする、カラックス監督「メルド」の主演ドゥニ・ラヴァンも加わり、3作品の監督&主演俳優が勢ぞろいした。

ADVERTISEMENT

 夜10時からの上映は満席で、特に3監督が舞台あいさつに登場すると、会場はヤンヤの喝采に包まれた。藤谷は「その状況を見て、本当にスゴイ監督の作品に出演していたんだなと、やっと実感しました」と興奮気味に語った。

 一方の香川も「3人が登壇するときには後光が射していたようだった。僕は2年前に映画『ゆれる』が監督週間に出品されたとき、仕事でカンヌに来られなかったけど、ポン監督はその『ゆれる』を観て、今回、僕をキャスティングしてくれた。『ゆれる』つながりの縁で今、ここにいることをしみじみ感じますね」と語った。

 ちなみに香川は現在、木村大作監督、映画『劔岳 点と記』の撮影中で、一時下山してのカンヌ入り。ここ数年、休みがなかなか取れなかったために、家族サービスを兼ねての映画祭参加だったという。香川は「おそろいのチョウネクタイを付けて、子どもと一緒にレッドカーペットを歩こうと思って。子どもも小学校に入ると長期で休めなくなるし、今のうちに連れて来ようと思ってね。親バカですよ」と照れ笑い。

 藤谷の場合は、父親で米俳優スティーヴン・セガールよりも先にレッドカーペット・デビューを果たしたことになるが、「一応、カンヌに参加することを話したけど『ふーん』ぐらいの無反応でした。カンヌ・タイプの人間ではないので(笑)」と語り、記者の笑いを誘った。(取材・文:中山治美)

ADVERTISEMENT

映画『TOKYO!』は晩夏、シネマライズ、シネ・リーブル池袋にて世界先行公開
オフィシャルサイト tokyo-movie.jp

{link text="【関連記事】第61回カンヌ国際映画祭コンペ作の見どころ"url="http://cinematoday.jp/page/A0001733"}
{link text="【関連記事】ウワサの二人が堂々とカンヌに登場!木村佳乃に伊勢谷がナイスフォローを!"url="http://cinematoday.jp/page/N0013805"}
{link text="【関連記事】カンヌ映画祭、会見でショーン・ペンや仏女優がタバコに次々と着火!"url="http://cinematoday.jp/page/N0013808"}
{link text="【関連記事】アンジェリーナの秘密をバラして怒られた?ジャック・ブラックがコメント"url="http://cinematoday.jp/page/N0013843"}

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT