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マーベル巨匠スタン・リー“老人虐待”報道にブチ切れ

スタン・リー
スタン・リー - Albert L. Ortega / Getty Images

 「X-MEN」「スパイダーマン」など数々のマーベルコミックスの原作を手掛けてきたアメコミ界の巨匠スタン・リー(95)が、娘から身体的虐待と経済的虐待を受けていると一部で報じられたことを受け、激怒して反論する動画をTMZ.comに寄せた。

【画像】カメオ出演しまくりのスタン・リー

 きっかけは、The Hollywood Reporter が現地時間10日に「スタン・リーにはヒーローが必要だ」と題した特集記事で、スタンが67歳になる娘J.C.と彼女の取り巻きである三人の男たちから虐待されていると報じたこと。J.C.はスタンの資産に依存して散財しており、三人の男たちは彼女を通してスタンを利用し、彼の資産をコントロールしようとしているのだという。このことはスタンの元弁護士が作成し、スタンの署名もある書類に書かれていたそうで、男たちが長年スタンの家で働いてきた人々を解雇し、彼の電話番号を変え、メールも全て事前にチェックしているとも伝えている。

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 スタンは「娘との関係はこれ以上ないほどいいし、わたしの友人キア・モーガン(3人の男たちのうちの一人)とも素晴らしい関係を築いている」と報道を否定する動画を同誌に送っていたが、その後TMZ.comに送付した動画ではずっと強い口調に。「わたしと、わたしの友人キアについて最も憎むべき、有害な記事が出されている。内容は完全に不正確で、中傷に基づいている」「わたしは最高の弁護士たちを雇うだろう。もしこの記事を出すのをやめて、記事を撤回しないなら、おまえたちを訴える」とブチ切れた。なお、どちらの動画も最近スタンの代理人になったキア・モーガンによって撮影されている。

 1月末には息切れと不整脈のためロサンゼルスの病院に緊急搬送され、その後肺炎と闘っていると公表していたスタン。3月18日から開催されたシリコンバレーコミコンでは病み上がりながら彼のサイン会と写真撮影会のチケットが大量に売られており、覇気がなくぐったりとした姿でひたすらサインなどを続ける姿がファンを心配させていた。(朝倉健人)

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