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マッツ・ミケルセン、北極に一人取り残された男に!壮絶演技にスタンディングオベーション

第71回カンヌ国際映画祭

頑張れマッツ! - 映画『アークティック(原題)』より
頑張れマッツ! - 映画『アークティック(原題)』より

 現地時間10日、第71回カンヌ国際映画祭でテレビドラマ「ハンニバル」のデンマーク人俳優マッツ・ミケルセンが主演を務めたサバイバル映画『アークティック(原題) / Arctic』のワールドプレミアが行われ、北極に一人取り残された男という壮絶な役柄をほとんどセリフなしで演じ切ったマッツに盛大なスタンディングオベーションが贈られた。

マッツの壮絶サバイバル!映画『Arctic』場面写真ほか

 アウト・オブ・コンペティション部門に出品されている『アークティック(原題)』は、YouTubeに作品をアップすることからキャリアをスタートさせたブラジル出身のジョー・ペナ監督の長編デビュー作。飛行機事故で一人北極に取り残され、サケを釣ったり、救難信号を出したりといった自ら定めた日々のルーティーンをテキパキとこなしながら、救助を待つ男(マッツ)の姿を描く。

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 そうやって比較的平和に暮らしていた男だったが、ある悲劇的な事故が起きたことによってそれまでの拠点を離れ、最後の救助の希望を求めて北極の道なき道を進むことに……。深夜0時からの上映で、セリフもほとんどないある意味静かな映画でありながら、内面や痛みまでダイレクトに伝わってくるマッツの見事な演技に観客はくぎ付け。上映後には惜しみない拍手が贈られ、マッツは感激の面持ちで妻のハンネさんやペナ監督と喜びを分かち合っていた。(編集部・市川遥)

第71回カンヌ国際映画祭は現地時間19日まで開催

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