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綾野剛、北川景子から「想像以上」のビンタ受けた

撮影裏話を明かした綾野剛
撮影裏話を明かした綾野剛

 俳優の綾野剛が5日、豊洲PITで行われた映画『ドクター・デスの遺産 -BLACK FILE-』プレミアイベントに来場し、共演者の北川景子から受けた強烈なビンタの思い出を語った。この日は主題歌を担当する[Alexandros](川上洋平磯部寛之白井眞輝)も来場、主題歌「Beast」の生演奏を披露した。

【写真】綾野剛、[Alexandros]の生ライブに歓喜!

 「さよならドビュッシー」などで知られる作家・中山七里の小説を原作にした本作は、連続不審死事件を追う刑事たちと犯人の攻防が描かれるクライムサスペンス。新型コロナウイルス感染症予防対策のため、今回のイベントは無観客で実施された。

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 本作で綾野がコンビを組むのは女優の北川景子。彼女との共演について、綾野は「とにかく安心感がありますね。聡明な方なので、なかなかひと言では成立しないようなセリフも、北川さんが言うとバシッと完成させてしまうので、かなわないなと思いますよ」と切り出すと、「もちろん普段はチャーミングな方なんですが、(刑事の)高千穂になった時の目、まなざしがすごい。そのスイッチがすごいなと思いながらやらせていただきました」と振り返った。

 この日は一般の観客49名がリモートで参加。大きな画面に映し出された参加者の姿を見て、そして彼らの声を聞いた綾野は、「声が聞こえるって、これは熱いですね。元気が出ました。こういう形でもすごくうれしいです」とご機嫌な表情。そんな観客の中から、「予告編で、北川さんにビンタをされていた映像を観ましたが、その時はどうだったんですか?」という質問が飛び出すと、それには「最初、北川さんは実際に当てることに戸惑っていて。叩けませんと言っていたんですが、僕も監督も、大丈夫だからと言っていたんですよ」と返答した綾野。

 その説得を受けた北川は「本番なので一発で決めるつもりでやりますね」と言っていたそうだが、本番になると想像以上のビンタが飛んできて、綾野はフラフラとなり、前がまったく見えなくなったほどだったという。「でもあのビンタは、二人の大きなきっかけを作るすごく大事なシーンだったので、あらためて感謝していますね。しっかりと入ったんで、ちょっとふらふらしてしまいましたが、さすがです」と北川を称賛するひと幕もあった。

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 イベントには綾野の友人でもある[Alexandros]も来場。彼らの生ライブを体感した綾野は「最高でしたね!」と笑顔。ベース・コーラスの磯部が「こんな場で言うのはあれですが、剛ちゃんにやっと会えたなと。本当に優しい人で。いつもご飯を食べに行ったりもしているんですけど、最近はコロナで行けなかったので、こういう場で会うと安心します」と思いを明かすと、綾野は「照れるよね」と返していた。

 さらに、主題歌の「Beast」という曲について「映画で表現しきれなかったことも、この曲が完成に導いてくれた。この曲を聴いてすぐにメールをして。感謝を伝えました」と語る綾野の言葉に、磯部も「うれしかったですよ。忙しい中で『めちゃくちゃカッコ良かった』とすぐに連絡をくれて。相変わらず優しい人だなと思いましたよ」と笑みを見せる。ボーカル・ギターの川上も「やはりどんな感想を持っているのかなとドキドキしていたんで、ホッとしましたね」と続けた。(取材・文:壬生智裕)

映画『ドクター・デスの遺産 -BLACK FILE-』は11月13日より全国公開

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