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劇場版『ヒロアカ』第1作を観る前に!キャラクター&エピソードをおさらい

『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~』8月6日に金ローで初放送!
『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~』8月6日に金ローで初放送! - (C) 2018「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会 (C) 堀越耕平/集英社

 テレビアニメ「僕のヒーローアカデミア」の劇場版最新作『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』が8月6日に公開されるのを記念して、劇場版第1作『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~』(2018)が8月6日よる9時から日本テレビ系「金曜ロードショー」にて放送。キャラクターとエピソードをおさらいしてみたい。

『ヒロアカ』劇場版第1作のキャラクタービジュアル【画像】

 「僕のヒーローアカデミア」は、2014年から「週刊少年ジャンプ」で連載が開始され、コミックスが世界累計で5,000万部を突破している堀越耕平の人気コミック。総人口の約8割が何らかの超常能力“個性”を持って生まれる世界を舞台に物語が繰り広げられる。事故や災害、個性を悪用する犯罪者・敵〈ヴィラン〉から人々と社会を守る職業・ヒーローになることを多くの若者が夢見るなかで、個性が何もない“無個性”で生まれてしまった緑谷出久(デク)が、ヒーロー輩出の名門・雄英高校に入学し一人前のヒーローを目指して成長していく姿が描かれる。

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 現在、テレビアニメシリーズの第5期が放送中の「僕のヒーローアカデミア」。今回放送される劇場版アニメ第1作は、超常能力“個性”を駆使して社会と人々を守る「ヒーロー」になることを目指し、雄英高校で奮闘する主人公・デクとクラスメートたちの夏休みのエピソードが描かれる。原作には登場せず、堀越の総監修によるオリジナルストーリーが展開することになるが、この第1作の放送を前に、テレビシリーズの第1期と第2期までに描かれた雄英高校入学から夏休み前までのエピソードを通して、キャラクターたちの関係性を紹介する。

 主人公となる緑谷出久(CV:山下大輝)は、ヒーローになることを夢見る少年で、ヒーローを育成する名門・雄英高校ヒーロー科1年A組に所属している。生まれつき“無個性”だったが、内に秘めたヒーローとしての資質を見出され、オールマイトから多くのヒーローが代々受け継いできた“個性”ワン・フォー・オールを継承。その力を制御しきれず、全力を発揮できないが、人を救けようとする意志は人一倍強い。ヒーロー免許を取得していない学生であるため、敵〈ヴィラン〉との交戦などは禁止されている。

 そんなデクがある事件をきっかけに出会う憧れのヒーローがオールマイト(CV:三宅健太)。雄英高校の教師として教鞭も振るうオールマイトは“平和の象徴”と称されるヒーローであり、代々受け継がれてきた力を蓄えて譲渡できる“個性”ワン・フォー・オールの8代目継承者。宿敵オール・フォー・ワンとの戦いの後遺症から、限られた時間しかヒーローとして活動できないが、その秘密はデクを始めごく一部にしか明かされていない。デクを後継者とすることを決意したオールマイトの師弟の絆は、第1作の最大のポイントとなる。

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 そして、デクのクラスメートたちも文字通り個性豊かなキャラクターが揃っている。爆豪勝己(CV:岡本信彦)はデクの幼なじみで「自分がNo.1のヒーローになる」という確固たる信念の持ち主。個性は掌の汗腺からニトロのような汗を出し爆発させる「爆破」。小さい頃は無個性のデクをから馬鹿にしていたが、成長するデクに対し対抗心と焦燥を見せる。しかし、夏休み前の期末試験ではコンビを組み、いがみ合いながらもオールマイトと共闘することに。

 雄英高校の体育祭の決勝第2回戦でデクと対戦するのが轟焦凍(CV:梶裕貴)。推薦入学した実力者で、個性は右から氷結、左から炎熱を繰り出す「半冷半燃」。オールマイトに強い対抗心を燃やすNo.2ヒーローのエンデヴァーを父親に持つ。第1作では、体育祭の決勝戦で戦った爆豪との熱い戦闘シーンを見ることができる。

 ほかにも、クラスメートには、指先にある肉球で触れたものを無重力状態にする「無重力(ゼロ・グラビティ)」を個性とする、デクの良き理解者の麗日お茶子(CV:佐倉綾音)をはじめ、驚異的なスピードで走ることができる「エンジン」を個性にする、クラスの学級委員長である飯田天哉(CV:石川界人)、とにかく女好きで、対象にくっついたら離れないボールのような物質を頭から生み出すことができる個性を持つ峰田実(CV:広橋涼)、熱血的で「男らしさ」がモットーに、全身をガチガチに硬くする攻撃・防御両面で活躍できる「硬化」を個性とする切島鋭児郎(CV:増田俊樹)といった顔ぶれも。

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 また、生物以外なら何でも創り出すことができる「創造」を個性に持つ、お嬢様で成績優秀な学級副委員長八百万百(CV:井上麻里奈)、身体から放電する「帯電」を個性としながらも、ワット数が許容量をオーバーすると脳がショートして一時的に著しくアホになってしまう上鳴電気(CV:畠中祐)、そして個性は耳たぶのプラグを差し込んだ対象に大音量の心音を流し込み、音波で攻撃する「イヤホンジャック」というロック少女の耳郎響香(CV:真堂圭)など、

 本作にはゲスト声優として志田未来生瀬勝久も参加。映画オリジナルのキャラクターで、物語の鍵を握るメリッサとデヴィット親子の声を担当。ヒロインのメリッサ(志田)は生まれつき個性のない「無個性」の悩みを抱えており、その父親のデヴィット(生瀬)は世界的な科学者で、若き日のオールマイトが海外で活躍していた頃の相棒という過去を持っているというキャラクターとなっている。(編集部・大内啓輔)

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