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西島秀俊、久々のバイオレンスに絶対の自信 斎藤工も「この間まで地球を守っていたのに…」

斎藤工と西島秀俊
斎藤工と西島秀俊

 俳優の西島秀俊が7日、TOHOシネマズ日比谷にて行われた映画『グッバイ・クルエル・ワールド』の完成披露イベントに登壇。近年穏やかな役柄が多かった西島だが、本作でバイオレンスな世界観を体現することに「そういう役を演じる僕が好きな人のご期待にそえると思います」と期待をあおった。この日のイベントには共演者の斎藤工宮沢氷魚玉城ティナ三浦友和大森立嗣監督も出席した。

西島秀俊、斎藤工、宮沢氷魚、玉城ティナ、三浦友和が集結!イベントの様子【写真】

 本作は、高田亮が脚本を手掛け、大森監督がメガホンをとるオリジナルクライム・エンターテインメント。互いに素性を明かさずに集まった強盗たちが、ヤクザ組織の資金洗浄現場を狙い、大金強奪を強奪したものの、その後ヤクザから追い込みをかけられ大騒動を繰り広げる姿を描く。

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 強盗団の一人・安西を演じた西島。司会者からSNSでも“バイオレンス西島”を期待する声が上がっていると告げられると「最近穏やかな役をやることが増えていて、あまり暴力にさらされたり、ふるったりする世界の役柄を演じていなかったですね」と近年自身が演じる役柄の傾向を分析。「その意味では、追い込む人たちが強烈なので、追い込まれていくような役柄を演じている僕が好きな方がいるならば、ご期待にそえると思います」と自信をのぞかせる。

 そんな西島の発言に斎藤は「この映画の西島さんは最高です。しびれます」と太鼓判を押す。「この間まで地球を守っていたのに」と共演した『シン・ウルトラマン』での役柄との違いを強調し賞賛。さらに斎藤は「この映画では車も運転してくれていますし、貴重な西島秀俊が見られます」と西島が主演を務めた『ドライブ・マイ・カー』での“運転しない”西島を引き合いに出し客席を盛り上げた。

 斎藤の奔放な発言に、西島は「地球を守っていたのはあなたでしょ!」とツッコミ。斎藤が演じた恐ろしい闇金・萩原については「背景が見えないけれど、なにか衝動を持っている役。それを工くんが肉体を感じる役に作り上げていたのがすごかった」と絶賛する。

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 また、すべての登場人物を翻弄するまとめ役の浜田として作品に登場した三浦は「僕はあまり役作りということをしないのですが、アバウトで役をつかむためにイメージできる人はいないかなと思ったんです」と役へのアプローチ方法を述べる。「人を集める力があって、まとめる力がある……ダウンタウンの浜田さんだって思いついて、彼の20年後をイメージしました」と裏話を披露する。

 三浦の話に西島は「全く知らなかった。初めて聞きました」と驚いた表情。「三浦さんはずっと第一線級でやられている大先輩ですが、大きい作品からアート系の映画まで出演される、とてもフットワークが軽い方。僕もこうありたいと刺激を受けています」と羨望のまなざしを向けていた。(磯部正和)

映画『グッバイ・クルエル・ワールド』は 2022年9月9日より全国公開

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