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『ワンピース』が『呪術廻戦』抜く累計興収 『HiGH&LOW』新作は興収2.6億超えで2位の発進

映画週末興行成績

6週連続首位の『ONE PIECE FILM RED』
6週連続首位の『ONE PIECE FILM RED』 - (c)尾田栄一郎/ 2022「ワンピース」製作委員会

 9月10日、11日の週末全国映画動員ランキングが興行通信社より発表され、『ONE PIECE FILM RED』の累計興行収入が『劇場版 呪術廻戦 0』を上回ったことが明らかになった。土日2日間で観客動員35万5,000人、興行収入4億9,400万円で6週連続1位。累計では動員994万人、興収138億円を突破し、昨年末に公開され記録的ヒットを打ち出した『劇場版 呪術廻戦 0』(137.5億円)を抜き、歴代興収ランキングで14位まで順位を上げた。

【動画】『HiGH&LOW THE WORST X』座談会

 新作では2作品がランクイン。初登場2位の『HiGH&LOW THE WORST X(クロス)』は、『HiGH&LOW』シリーズと高橋ヒロシのコミック「クローズ」「WORST」のクロスオーバー作品『HiGH&LOW THE WORST』の続編。THE RAMPAGE from EXILE TRIBE川村壱馬吉野北人ら前作のメンバーに加え、NCT 127 のYUTAこと中本悠太BE:FIRSTのRYOKIこと三山凌輝らが出演。2日間で動員10万7,000人、興収1億5,000万円。累計は、動員17万6,000人、興収2億6,900万円となった(完成披露試写会&PREMIUM LIVESHOWライブビューイング回含む)。

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 初登場5位の『百花』は、原田美枝子菅田将暉演じる母子の物語。認知症により記憶を失っていく母親と、母を支える中で封印していた過去の記憶と向き合う息子の姿を描く。プロデューサー、脚本家、小説家などマルチに才能を発揮する川村元気が自身の小説を映画化した。

 既存作品では、前週2位で初登場した『ブレット・トレイン』がワンランクダウンの3位。2日間で動員9万9,000人、興収1億5,200万円、累計では動員54万9,000人、興収7億9,400万円を記録。6位の『トップガン マーヴェリック』は累計で動員775万人に迫り、興収123億円を突破した。続く7位の『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』は累計で動員400万人、興収60億円間近。10位の『キングダム2 遥かなる大地へ』も動員350万人、興収50億円に迫る。

 今週は、深町秋生の小説を岡田准一坂口健太郎の共演で映画化する『ヘルドッグス』、東野圭吾の小説を原作にした『ガリレオ』シリーズの劇場版第3弾『沈黙のパレード』、松山ケンイチが『かもめ食堂』『めがね』などの荻上直子監督と組んだ『川っぺりムコリッタ』、島本理生の恋愛小説を松井玲奈主演で映画化する『よだかの片想い』、『戦場のピアニスト』のエイドリアン・ブロディが製作、脚本、音楽、主演を務めた『クリーン ある殺し屋の献身』、『ペンギン・ハイウェイ』『泣きたい私は猫をかぶる』などのアニメーション制作会社、スタジオコロリドによる『雨を告げる漂流団地』などが公開される。(編集部・石井百合子)

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【2022年9月10日~9月11日の全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ)】※()内は先週の順位

1(1)『ONE PIECE FILM RED』:6週目
2(初)『HiGH&LOW THE WORST X(クロス)』:1週目
3(2)『ブレット・トレイン』:2週目
4(7)『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』:2週目
5(初)『百花』:1週目
6(5)『トップガン マーヴェリック』:16週目
7(3)『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』:7週目
8(4)『アキラとあきら』:3週目
9(6)『ミニオンズ フィーバー』:9週目
10(8)『キングダム2 遥かなる大地へ』:9週目

『HiGH&LOW THE WORST X』座談会!川村壱馬、吉野北人、前田公輝、塩野瑛久がゲームで大白熱! » 動画の詳細
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