ADVERTISEMENT

『ジョン・ウィック4』大ヒット!シリーズ最高のオープニング興収

全米ボックスオフィス考

初登場1位の映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』
初登場1位の映画『ジョン・ウィック:コンセクエンス』 - (R), TM & (C) 2023 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

 先週末(3月24日~3月26日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、キアヌ・リーヴス主演の人気アクションシリーズ第4弾『ジョン・ウィック:コンセクエンス』が興行収入7,381万7,950ドル(約96億円)で首位デビューを果たした。2時間49分というシリーズ最長の上映時間を誇る同作だが、シリーズ最高のオープニング興収を記録する大ヒットとなっている。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル130円計算)

【画像】かっこいい!『ジョン・ウィック:コンセクエンス』での真田広之

 『ジョン・ウィック』はオリジナル作品でありながら、回を重ねるごとにオープニング興収を上げ続けている稀な成功例だ。2014年の第1弾『ジョン・ウィック』のオープニング興収は1,441万5,922ドル(約19億円)、2017年の第2弾『ジョン・ウィック:チャプター2』は3,043万6,123ドル(約40億円)、2019年の第3弾『ジョン・ウィック:パラベラム』は5,681万8,067ドル(約74億円)であり、第4弾でもまたまた記録を更新した。

ADVERTISEMENT

 総じて評価が高いシリーズだが、第4弾『ジョン・ウィック:コンセクエンス』はアメリカの大手映画批評サイト「ロッテントマト」で批評家からの支持率94%(3月28日時点)とシリーズ最高評価を獲得している。口コミでの評判もよく、今後も順調に数字を伸ばしていきそうだ。

 『ジョン・ウィック:コンセクエンス』では、裏社会の掟を破ったことによる粛清の包囲網から生還した伝説の殺し屋ジョン・ウィック(キアヌ)が、全てを牛耳る組織・主席連合から自由になるために立ち上がる。組織内での勢力拡大を狙う若き高官グラモン侯爵(ビル・スカルスガルド)は、これまで聖域としてジョンを守ってきたニューヨークのコンチネンタルホテルを爆破し、ジョンの旧友でもあった盲目の達人ケイン(ドニー・イェン)を強引に引き入れ、ジョン・ウィック狩りに乗り出す。そこでジョンは、日本の友人シマヅ(真田広之)の協力を求め、大阪のコンチネンタルホテルを訪れることになる。

 『ジョン・ウィック』シリーズはユニバース化が進んでおり、前日譚ドラマシリーズ「ザ・コンチネンタル(原題) / The Continental」が今年9月にストリーミングサービス「Peacock(ピーコック)」で米配信される予定のほか、アナ・デ・アルマス主演のスピンオフ映画『バレリーナ(原題) / Ballerina』の撮影も終わっている。(編集部・市川遥)

ADVERTISEMENT

3月24日~3月26日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『ジョン・ウィック:コンセクエンス』
2(3)『クリード 過去の逆襲
3(1)『シャザム!~神々の怒り~
4(2)『スクリーム6 (原題) / Scream VI』
5(4)『65/シックスティ・ファイブ
6(5)『アントマン&ワスプ:クアントマニア
7(6)『コカイン・ベア(原題) / Cocaine Bear』
8(7)『ジーザス・レボリューション(原題) / Jesus Revolution』
9(8)『チャンピオンズ(原題) / Champions』
10(9)『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT