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横浜流星、佐藤浩市に憧れ一日ハット姿に

横浜流星
横浜流星

 俳優の横浜流星が22日、都内で行われた映画『春に散る』(8月25日公開)の公開直前イベントに登壇し、ダブル主演を務めた佐藤浩市について「浩市さんに少しでも近づければと思って1日だけですけど、ハットも被らせてもらいました」とリスペクトをさく裂させた。

【画像】AIの歌唱に横浜流星は…

 沢木耕太郎の小説を『』『ラーゲリより愛を込めて』などの瀬々敬久監督が映画化した本作は、かつて世界の頂点を目指しながらも挫折した元ボクサー(佐藤浩市)と、理不尽な判定で敗北して夢を見失った若きボクサー(横浜流星)が手を取り、再び世界チャンピオンを目指すさまを描く。この日は横浜とダブル主演を務める佐藤浩市、共演の橋本環奈、主題歌を歌うAIも登壇した。

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 横浜は事前に大阪、名古屋でのプロモーションを佐藤と一緒に行なったというが、間近で見た佐藤のさりげない佇まいなどに感銘を受けたとのこと。「学ぶことしかなかった」「とにかく何か少しでも得て、吸収できればと思って一挙手一投足、目を離さず見ていました」と笑顔で振り返る。

 さらに「芝居や現場での佇まい、人としてもそうですし、役者としての浩市さんを見ていても学ぶことがたくさんありました。浩市さんに少しでも近づければと思って1日だけですけど、ハットも被らせてもらいました」と茶目っ気たっぷりに話すと、佐藤も「いろいろありましたよ。食べるロケをやったり。でも、みんな流星しか見てない。一抹の寂しさを感じましたね」と返して笑わせた。

 AIのミュージックビデオに出演したエピソードが出ると、横浜は「短い時間の撮影だったんですよ。AIさんと画面越しで挨拶させてもらって、本当に素敵な楽曲で……。(演じる)翔吾としてだけでなく、自分の人生も思い出しながら撮影に臨んで、すごく濃い時間を過ごせました」と感想を述べた。

 壇上ではAIがその主題歌「Life Goes On」を生披露。AIがパフォーマンスを終えると、横浜は「すごかったです。言葉が出てこなかったというか。プラス料金払わないといけない。こんな時間はなかなかない。素晴らしい時間をありがとうございます」と感激しきり。映画の公開を前に「公開まで残すところあと3日。この作品が早く皆さんの元に届き、心に残る大事な一作になることを願っています」と呼び掛けていた。(取材・文:名鹿祥史)

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