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稲垣吾郎x新垣結衣『正欲』など日本から3作 東京国際映画祭コンペ作品発表

画像は稲垣吾郎主演『正欲』より
画像は稲垣吾郎主演『正欲』より - (c) 2021 朝井リョウ/新潮社 (c) 2023「正欲」製作委員会

 第36回東京国際映画祭のラインナップ発表記者会見が27日、ミッドタウン日比谷BASE Q HALLにて開催され、映画祭のメインとなるコンペティション部門には、稲垣吾郎新垣結衣が共演する『正欲』、小辻陽平監督の『曖昧な楽園』、富名哲也監督が手がけた『わたくしどもは。』の邦画3作をはじめ、全15作品が選出。会見に出席した小辻監督と富名監督が、映画祭への思いを語った。

【動画】稲垣吾郎×新垣結衣の衝撃作『正欲』特報

 映画祭のミッションは「東京から映画の可能性を発信し、多様な世界との交流に貢献する。」。コンペ部門は、2023年1月以降に完成した長編映画を対象に、世界各国・地域から応募された1942本の中から、厳正なる審査を経て15作品が選出された。審査委員長はドイツの巨匠ヴィム・ヴェンダース監督。アルベルト・セラ(映画監督)、國實瑞恵(プロデューサー)、チャン・ティ・ビック・ゴック(プロデューサー)、チャオ・タオ(俳優・プロデューサー)が審査員を務める。

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 『曖昧な楽園』でコンペティションに参加する小辻監督は、「東京国際映画祭は観客として訪れていましたが、参加するのは初めて。国内外の素晴らしい映画が上映される映画祭で、自分にとっては雲の上のような存在でした」と照れくさそうに笑うと、作品について「わたしの祖父が亡くなったときの最後の時間をもとに映画を作りました。人生というのは複雑で漠然としたもの。そんな感覚の映画になればいいなと思って取り組みました」とコンセプトを明かす。

 『わたくしどもは。』の富名監督は、「この映画は2本目なのですが、東京国際映画祭への参加は初めてです」と語ると、「佐渡島が舞台の物語ですが、初めて佐渡に渡り金山を見たときに受けたインスピレーションで映画を作りました」と映画の種となっていることを説明する。

 コンペティションで海外作品と賞を競うが、小辻監督は「スタッフ・俳優全員の力とアイデアで出来上がった作品。大きな舞台で、世界中の人に彼らのことを知っていただければ」と期待を口にすると、富名監督も「妻がプロデューサーという夫婦で作った小さな作品ですが、豪華な俳優陣が集まってくださいました。ワールドプレミアで皆さんに観てくださることを楽しみにしています」と語った。

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 コンペ部門のほか「アジアの未来」「ガラ・セレクション」「ワールド・フォーカス」「ユース」「Nippon Cinema Now」「アニメーション」「日本映画クラシックス」「TIFFシリーズ」の各部門をはじめ、東京国際映画祭が世界に発信する「未来へのメッセージ」として、生誕120周年、没後60年を迎えた小津安二郎にスポットを当てた特集上映やシンポジウムも開催される。

 また「日本映画を世界に向けて送り出していく」という目的で設立された「Amazon Prime Video テイクワン賞」も実施。審査員を行定勲(映画監督)、玉城ティナ(俳優)、芦澤明子(撮影監督)、森重晃(プロデューサー)、戸石紀子(プロデューサー)が務め、受賞作はクロージングセレモニーにて発表される。(磯部正和)

第36回東京国際映画祭コンペティション作品

『正欲』(岸善幸/日本)
『エア』(アレクセイ・ゲルマン・ジュニア/ロシア)
『西湖畔に生きる』(グー・シャオガン/中国)
『曖昧な楽園』(小辻陽平/日本)
ゴンドラ』(ファイト・ヘルマー/ドイツ・ジョージア)
『真昼の女』(バルバラ・アルベルト・ドイツ/スイス/ルクセンブルク)
『野獣のゴスペル』(シェロン・ダヨック/フィリピン)
『ロングショット』(ガオ・ポン/中国)
『開拓者たち』(フェリペ・ガルベス/チリ・アルゼンチン・オランダ)
『ペルシアン・バージョン』(マリアム・ケシャヴァルズ/アメリカ)
『雪豹』(ペマ・ツェテン/中国)
『ロクサナ』(パルヴィズ・シャーバズィ/イラン)
『タタミ』(ザーラ・アミール・エブラヒミ、ガイ・ナッティヴ/ジョージア・アメリカ)
『鳥たちへの説教』(ヒラル・バイダロフ/アゼルバイジャン)
『わたくしどもは。』(富名哲也/日本)

「第36回東京国際映画祭」は10月23日~11月1日まで日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開催

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