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相武紗季、芦田愛菜が実写映画の日本語吹替えに初挑戦!中国で『アバター』超えの映画『唐山大地震』!

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左から相武紗季、芦田愛菜
左から相武紗季、芦田愛菜 - (C)2010 Tangshan Broadcast and Television Media Co., Ltd.  Huayi Brothers Media Corporation  Media Asia Films (BVI) Limited  All Rights Reserved.

 1976年7月28日、中国で実際に起こった20世紀最大の震災を描いた映画『唐山大地震-想い続けた32年-』の日本語吹き替えを、相武紗季芦田愛菜が担当することが決まった。いまや映画やドラマで大活躍の相武と芦田は、二人共兵庫県出身。相武は、阪神・淡路大震災の経験者だ。共に実写映画の日本語吹き替え初挑戦の2人が、大人と子どもの二手に分かれ、主人公ファン・ドンの32年間に、新たな命を吹き込んだ。

映画『唐山大地震-想い続けた32年-』場面写真

 本作は、中国で『アバター』を超える約4億 6,000万円(約3,620万元)のオープニング興行成績を記録し、3週連続1位をマーク。総興行収入約80億 5,000万円(6億6,000万人民元)、総動員数2,000万人という歴代最高記録を樹立する大ヒットを記録した映画。その日本公開にあたって、相武紗季と芦田愛菜の豪華キャストが、実写映画の日本語吹き替え初挑戦に挑むことになった。2人が演じたのは、幼少期に唐山大地震に見舞われ、瓦礫(がれき)の下敷きになり、母親に見捨てられ、死体置き場で奇跡的に息を吹き返すという壮絶な体験をした主人公・ファン・ドン。突然の地震に泣き叫び、母親に捨てられた瞬間の言葉にならない悲しみを表現できるのは、芦田しかいない! 養父母に育てられ、葛藤(かっとう)の日々を送るファン・ドンを表現できるのは、実際に阪神・淡路大震災を経験した相武しかいない! とこれ以上ないキャスティングが実現した。

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 相武は、地震でも阪神・淡路大震災の経験により、本作に共感できる部分が多いことを明かし、「自然災害がどれほど人の人生に影響を及ぼすのか、この映画を見て感じることができると思います。この感動を多くの人たちに伝えられるように頑張ります」と本作で日本語吹き替えを担当することで、自身の経験を伝える心構えだ。一方、阪神・淡路大震災後の兵庫県に生を受けた芦田は、「わたしが演じた少女は、家族と離ればなれになってしまい、とても悲しい思いをしましたが、強く、前を向いて乗り越えていく姿がすてきな女の子です。わたしもあんなふうになりたいなと思いました」とキュートに初挑戦の感想を語った。

 『唐山大地震』は、貧しいながらも幸せな生活を送っていた父、母、そして双子の娘・息子の家族のストーリー。救出できるのは片方だけという、あまりにも残酷な選択を迫られ、息子を選択。娘の死を思いながら生き続ける母と、「息子を……」と泣き崩れる母の言葉を聞きながら奇跡的に生き延びていた娘の運命を描く。海外メディアから「中国映画史上最もヒューマニズムと情感に富んだ力作だ」と絶賛の声が上がるほど、評判の高い本作なのだが、今をときめく相武と芦田を日本語吹き替えキャストに起用したことからも、その自信の高さがうかがえる。(数字などの情報は配給調べ)

映画『唐山大地震-想い続けた32年-』は3月26日全国公開

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